人材育成について
4月に入り駅のホームで電車を待っていると、新社会人の方々を多く見かけます。
きっとそれぞれの配属先で、様々な新入社員研修を受けていることでしょう。
新入社員からベテラン社員までを含めどのように人材を育成していくのか、企業によってアプローチは様々だと思います。 株式会社メックでも、人材をどのように育成していくのかという課題に取り組んでいます。
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人材育成とはなにか?
「重要な資源である人材を、社内外のあらゆるリソースを活用して育てること」最近ではこんな言葉で表現されるようです。
人材を育成しそれぞれが適材適所で力を発揮することで、企業に色々な利益をもたらし企業の力になることなのだと思います。
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人材育成の手法は「OJT」と「研修」、大きく分けるとこの二つだと考えています。
「OJT」はOn the Job Trainingの略で、実際の仕事を通して必要な知識やスキルの習得を目指す、いわば人材育成の王道の手法です。
指導は上司や先輩が行い、人材育成全体の時間を占める割合の多くがこのOJTだと言われています。
実践のなかで必要な力を身につけるため、効率的かつ応用力の高いスキル習得につながり、業務を通じ自己の成長が感じられる環境があれば、個人にとっても組織にとっても互いに成長していける人材育成手法だと思います。
「研修」は、企業で行う集合研修や社外で受けるセミナーなどがありますが、研修の難しさは学んだことを実際の業務にどう役立てるかにあると思います。
座学で知識を学ぶことも必要ですが、実際に起こりうる問題を題材にしたケーススタディやロールプレイングなど、実践的な力をつけていくワークを積極的に取り入れることも大事だと感じています。
知識を体系的に身につける集合研修と、業務経験を重ねるOJTを組み合わせることで、業務への理解力はより深まるでしょう。
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また、人材育成の施策として「人事評価制度」「目標管理制度」などが一般的ではありますが、最近では「タレントマネジメント」と言った名称の施策も出てきています。
これは、自社の優秀な社員のスキル・能力を把握し、持てる力を最も活かすことのできる場所に配置したり教育したりするものです。
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今回は企業においての人材育成の手法と施策について簡単にご紹介しました。
文章に書くと簡単そうに感じますが、実際は奥が深く、また企業様により内容は様々だと思います。
ただ間違いなくいえるのは、どの企業様も課題として恒久的に取り組んでいるのが人材育成だということです。
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当社も今まではOJTが大半でした。
今後は新入社員研修や管理職育成研修といったプログラムを積極的に導入し、社員の方々のスキルアップ、モチベーションアップに繋げていきたいと考えています。