コラム

特定技能就労者の長期雇用をめざして

2021/07/14
特定技能就労者の長期雇用をめざして

特定技能とは2019年から開始された新たな在留資格のことです。
株式会社メックは2020年12月から登録支援機関として活動をしております。

就業できる業種は、建設、造船・舶用工業、自動車整備、航空、宿泊、農業、漁業、飲食料品製造業、外食業の14分野の決められた業務と付随する業務に限り認められます。

技能実習制度と混同されがちな特定技能ですが、大きな違いが2点あります。
ひとつは、国際貢献を目的とした技能実習制度に対して、特定技能は日本の労働力不足を補う目的であること。
もうひとつは、転職ができない技能実習に対して、特定技能は転職が可能であるということです。

転職が可能といっても、どんな職種にでも転職できるということではありません。
同一分野又は別分野の技能試験に合格した場合のみ、転職が可能となります。

制度がはじまってまだ日の浅い特定技能ですが、他の登録支援機関からの情報によると、既に特定技能就労者から転職の申し出がでているという話があります。

転職の手続きについては、再度、一から在留資格認定手続きが必要となり、交付までに約2ヵ月の期間を要すこととなります。
更に申請にかかる費用も転籍先の企業負担か就労者の負担となるので、転職活動は簡単に進めることができるものではありません。
にもかかわらず、特定技能就労者が転職を申し出るということは、就業先に何か問題がある可能性もあります。


特定技能就労者を受入れるにあたっての一番の懸念材料は、早期の転職の申し出です。
特定技能就労者を採用した後にも「せっかく優秀な人材を雇用できたのにすぐに転職してしまわないか?」「ウチの会社は地方にあるから、特定技能就労者が都内などの高い賃金に魅力を感じ就職活動に走らないか?」という不安がついて回ります。

転職の申し出を断ることは当然できませんので、特定技能就労者を採用する時には、事前に自社の就労環境をしっかり整えておく必要があります。

特定技能ビザで就労者を受け入れることを決めた時には、自社の職場環境が外国人就労者から好まれるのか?魅力を感じてくれそうな給与設定となっているのか?賃金に見合った作業内容で誰もが納得できるものなのか?などといった点を再確認し、就労者が将来に不安を感じないような就労環境を整えておきましょう。


わたしたちメックは登録支援機関として、御社の外国人材就労をしっかりサポートいたしますので、制度に対するご不明な点、受け入れにあたってのご不安などがありましたら、お気軽にお問い合わせください。