コラム

ご存知ですか?「業務改善」の根幹

2021/05/31
ご存知ですか?「業務改善」の根幹

どの企業様でも永遠の課題である「業務改善」ですが、今回はその根幹に少し触れていきたいと思います。

 

まず、多くの企業様が上司や経営層からの上から下への業務命令に近い形での「改善案を考えなさい」的なもので業務改善に向けた活動を行われているかと思われます。

 

現場の社員からするとおそらく「やれ!」と感じ取ってしまい、やらされている感が出てしまっているのではないでしょうか。

 

上司や経営層は、現場を良くしたいという思いでの指示であったのにも関わらず、現場の社員が業務改善を真剣に考えていなかったり、そもそも取り掛かっていなかったり、と思うような成果が上がらない大きな原因がここにあるのかと思います。

 

皆様もすでにお分かりであるように、現場の社員一人ひとりがいかに自主的に我が事のように取り組んでいくのかが大きなポイント=業務改善の成功のカギとなります。

 

そこで今回は、現場の社員にやらされている感を感じるさせることなく、自主的に行動へ移してくれるのかをお話したく思います。

 

仕事であっても、スポーツ、学校の勉強など何でもそうですが、「何のためにやるのか?」がとても重要となります。

 

スポーツや学校の勉強などは、非常に分かりやすいですよね。

子供のころを振り返ってみると、「上手くなりたいから」、「プロになりたいから」、「親に褒められたいから」、「モテたいから」等々何のためにやるのかの理由はポンポン浮かんでくるかと思いますし、それらが大きな原動力となって、私たちは日々、知らず知らずのうちに改善を繰り返してきたのではないかと思います。

 

では、大人になりお勤めをなされている皆様にお聞きします。

業務改善は何のためにするのでしょうか?

上司や経営層に回答するのではなく、自分の胸の内で回答してみてください。

どうでしょう、自分の作業の質を上げたいとか、部署の生産性を上げたいなどの答えになりましたでしょうか?もちろん、それらの回答が浮かんだ方もいらっしゃるかとも思いますが、多くの方は「今より簡単に仕事を済ませたい」や「仕事を早く終わらせて早く帰りたい」などの答えになったのではないでしょうか?

 

業務改善の根幹はそこにあります。

 

自分の作業を簡単にしたり、早く帰りたい気持ちをもって業務改善に当たれるか。

如何に我が事になって業務改善に当たれるか。どんな個人的な理由であっても、問題はありません。業務改善に真剣に当たるには自主的に動くための理由が必要なのです。

自分の利己的な悩みであってもその問題を解決するために、今あるものを自分で考えて改善していく。やらされている感ではなく、まさにやってる感全開です。

 

これこそ、上司や経営層が望んだ姿なのではないでしょうか。

 

結論です。

業務改善をうまく回すコツは、現場の社員の悩んでいること・困っていること(個人的な問題でもOK)を業務改善と結び付け、まずは自分たちが自主的に動く理由を付けることです。

 

現場の社員も、モチベーションが上がり、離職率も下がり、企業とのWin-Winな関係が築けるかもしれませんね。